意外と知らない「松坂牛」の事

老若男女問わず、多くの人に好まれる「牛肉」。

中でも三大和牛の一つと言われる「松坂牛」は、非常に高価な牛肉として多くの人に知られています。

ちなみにですが、よく間違うのが「松坂牛」の読み方。

「まつざかぎゅう」ではなく「まつざかうし」が正解です。

さて、日本人なら知らぬ人のいない松坂牛ですが、そもそも品種としての呼び名ではないのを御存知ですか?全国各地から黒毛和牛の仔牛を買い入れ、松阪市とその近郊地域において肥育した牛のことを「松坂牛」と言うのです。

つまり、産地は松阪ではなくても、育ったのが松阪であれば「松坂牛」なんです。

また、あまり知られていないことですが2002年以前と以降では、同じ松坂牛でもその中身はかなり違ってきているのも事実。

2002年以前は枝肉格付が最上級のA-5とB-5のもののみが「松坂牛」として認定されていましたが、2002年以降は規約が改定され、松坂牛の定義から枝肉格付が除外されたので、ランクの低い肉でも「松坂牛」と名乗ることが出来るようになったのです。

現在流通している松坂牛の中で特産牛は全体の6パーセント程度で、残りの94パーセントは以前では松坂牛とは言えなかった牛肉が占めています。

松坂牛を食べた人のブログやサイト(松坂牛の存在価値)を読んでいると大半は美味しかったという感想ですが、中には想像と違ったという感想を持つ人がいます。

この感想の違いはもしかしたら松坂牛の定義の改定が多少なりとも影響しているのかもしれません。